新年のご挨拶

謹啓  新しい年をご家族お揃いでお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

昨年の3月11日の東日本大震災は、まさに国難とも言えるものでありました。政府は、昨年末に事故収束宣言をいたしましたが、震災からの完全な復興や放射能による影響の除去、そして避難されている住民の帰宅には、今なお大きな課題を残しております。今後も長期的視点にたった対策や支援が必要であり、一日も早く復興できるよう積極的に行動していきたいと思っております。

 

豊島区は、いち早く被災地への救援物資の搬送、事務処理のための職員の派遣、多くの区民から寄せられた義援金の配布など、現地との連絡を密に様々な支援・応援などの行動をしてきたのでございます。

 

更には、5月23日の臨時議会において約3億6千万円の震災・防災関連の補正予算を可決し、その予算をもって、小・中学校、保育園、公園等の放射能対策、また学校給食などについても迅速に対応するなど、様々な対策を講じてきたことを高く評価いたしております。

 

そうした中で迎えた新しいとし、まず何よりも安心・安全な環境の中で、全ての区民が健康で元気に生活していけるよう願わずにはいられません。

 

今年は、豊島区が誕生して80年という大きな節目の年を迎え、区政施行80周年記念事業として各方面でこれを祝う行事や事業が展開されます。この記念すべき年を大いに祝い、これまで以上に豊島区を活気ある素晴らしい区になりますよう盛り上げていきたいと思っております。
また、数年前より総力をあげて取り組んでまいりました「セーフコミュニティー」の実現に向けた「WHO世界保健機関の世界認証」の取得の年でもあります。

 

単に治安の悪化を食い止めるといった受身的なものでなく、あらゆる区の施策を「セーフコミュニティー」の視点から点検して総合化を図り、老若男女全ての区民がそれを実感できるような地域社会の構築を目指すものであります。そのために区民が知恵を持ち寄り、力を合わせ、「住んでよかった」と心から思える街をつくっていきたいと思います。

 

もし今年、世界認証の取得ができれば東京23区で初の快挙となります。

 

平成24年が皆様にとりまして幸多い年でありますことをご祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

 

「自由民主党豊島区議団ニュース」の新年号が出来ましたので、ご一読賜わりご感想などお寄せ頂ければ幸甚に存じます。

 

平成24年1月吉日

豊島区議会議長

里 中 郁 男